きっとひとりごと。

日々変化していく自分を、ゆるく楽しむ観察日記。

6/26 「いつか隣に立てたら」

おはようございます。

 

昨日は22時頃にはベッドに横になり、寝ることができた。

今朝は5時に目覚め、5時半に起き上がった。

 

途中4時前に目が覚めてトイレに行くと、姉がサッカーを見ていた。

私は姉と二人で暮らしている。

 

***

 

姉は、私にとって「変な人」だ。

貯金が趣味で、銀行口座の預金残高が増えていくのが好きだと言う。

2000円の靴には「そんなお金ない」と言うけど、2万円のワンピースは「買うか迷ってる」と言う。

コンビニのお菓子を買う私に「お金貯める気ないよね」と言う割に、生活を便利にするのに欲しくなった家具はすぐ「買えばいいか」と言う。

好きなことに対して後先考えずぽんぽんお金を使う私に、「よくそんなお金あるね」と貯金200万越えの姉が言う。(私の貯金額よりゼロの数が多い)

 

姉の中でのお金を払う価値基準が私と違いすぎて、変な感じ。面白い。

 

 

姉は、私にとって「すごい人」だ。

 

私が今まで苦手としてきた「コツコツ努力すること」を、幼い頃からずっと実行している。それも、一人で黙々と。気が付けば資格を取っていたり、気が付けば職を変えていたりする。

姉が最近育て始めたミニトマトは、赤く色づき始めている。

 

私よりもずっと用心深く慎重で、自分の満足いく結果に対して妥協しない。

例えば、初めていく場所へ行くためのルートを探して「1番わかりやすいルート」か「1番安く済むルート」かで延々と悩む(私は多少高くともわかりやすいほうをすぐ選ぶ)。

「暮らせればいいか」程度で家具などにあまりこだわらない私に対し、姉はサイズはもちろん、家具の色やデザインまで妥協を許さない。こだわりがない私に「どっちの色がいいかな?」と意見を求めてくる程度には悩む。(この時、「何でもいいよ」と返すと文句を言われる)

 

けれど、自分で「これ!」と決めたことに対しての行動は素早い。

一昨日「買えばいいか」と呟き、サイズや色で悩んだ家具は今度の土曜日に届く。

姉は派遣社員で、今いる職場の契約更新までまだ何カ月もあるが、すでに資格を取って転職するということを決めていて、その算段もある程度つけている。

 

今まで私にできなかったことをやってきて、私にできないことやっている姉は、「すごい人」だ。

 

 

絶対に口には出さないけれど、姉は私の憧れでもある。

きちんと家事をこなして、料理ができて、趣味(スポーツ観戦)を満喫して、痩せていて、貯金もできて、段取り上手で…

私も姉のようになれたらいいのに、と何度も思った。

 

でも、私と姉は違うのだ。

姉は姉で、私は私。

それでいいんだと、最近やっと思えるようになった。

 

 

私には私なりの、変な感じで面白く、すごいところがきっとある。

私はそこを伸ばしていけばいい。

 

………それでも、先を行く姉の背中は見失わないでいたいな。