きっとひとりごと。

日々変化していく自分を、ゆるく楽しむ観察日記。

 

私にとって、姉は最も身近な存在である。

 

仲は良い。二人だけで旅行に行き、まるでカップルのように遊園地や温泉を満喫したこともある。

お互いイライラすることももちろんあるが、お互い好きなことには干渉しすぎなくてラクだ。

仕事の愚痴や好き語りにも付き合ってくれる。

 

私からみて、姉はとてもスマートに生きている。

 

姉はお金を大切にしている。悪く言えばケチだ。

貯金が趣味で、預金残高の数字が増えていくのに喜びを感じるらしい。

(ちなみに、何のために貯金してるのか?という問いは愚問だ。強いて言うなら、預金残高を増やしたいがために貯金している)

高騰している医療費を払うより、健康に気を使った方がお金がかからないからと、食事にも気を使っている。

生活用品も食材も、なるべく安いものをチョイス。(これは世のシュフのみなさんもきっとそうだろう)

 

姉は既に1度転職しているが、また来年あたりに転職しようとしている。

そのために今、資格勉強を自分でコツコツ行なっていて、試験は今秋。きっと受かるんだろうなと思う。

 

思えば私との二人暮らしも、姉にとっての理想の生活に近いのかもしれない。

本当は一人暮らしで自分の思うとおりに生活したいのだろうけど、5ミリ程度の蜘蛛1匹怖くて殺さない姉は「一人暮らしはできない」と断言する。

「一人暮らしすればいいのに」「虫が出たらどうすんの」「つぶせばいいじゃん」「無理」は恒例のやりとり。

その点、二人暮らしならば私と言う害虫駆除役がいるし、私は家具インテリアにこだわりがないので、全て姉の好きなようにできる。

それぞれ自室もあるので好きなことや趣味には干渉しないし、共用部分だけ上手くコミュニケーションをとればいいだけだ。

(まぁ、このコミュニケーションの部分でスレ違い、お互いにストレスが生まれるのだけども)

 

姉には姉のこだわりがあって、できるだけ実現しようと考えて努力していて、すごいなぁ、と純粋に尊敬する。

(まぁ身内故に時々そのこだわりを押し付けられるからムカつくのだけども)

自分で見つけた(決めた)道を行くのに迷いがなくて、それに関して行動が早い。

何に関しても鈍足歩行な私とは大違い。

 

ウェルスダイナミクスでいうなら、姉は絶対ロードだと思う。(簡易はスチールだった)

 

幼い頃から姉と一緒にいて、気が付いたら姉は私の先を行っている気がして、憧れや羨望を抱くようになった。

今となっては、私には私の戦略があり、姉には姉の戦略があるとわかるけれど、昔は姉のようになりたかった。

 

私の劣等感は、実は姉が原因なのかもしれないな、なんて。

 

 

少々潔癖なところがある姉との共同生活は、お互いストレスを抱えつつも順調である。

もう少しコミュニケーションを取って、ストレスを軽減していこうと思う。

 

私は私、姉は姉。

お互い、一緒に前に進んでいけたらいいな。